私立文系から新卒シンガポール就職まで
去年の9月頃にシンガポールへ渡航して以来、約6ヶ月が経ちました。
(今の会社で働き始めたのは去年の4月末からですが、コロナ影響があって、渡航が9月に延びたんです。)
もう6ヶ月のような、まだ6ヶ月のような、不思議な感覚です。
楽しいこともあるし、楽しくないこともあるし、働くって大変だなあ、と全ての社会人
の皆さまを尊敬し始めたこの頃でございます。シンガポール関係ねえ。
私のシンガポール生活については後々に書かせてもらうとして、今回は私がどうやって新卒でシンガポールの職をゲットしたのか、就活遍歴を書いていこうと思います。
というのも、私が海外就活をしようと思い立った時、どこから手をつけたらいいのか、皆目見当がつかず、うんと困ったので、これから海外就職を目指す人にちょっとでもわたしの経験を役立ててもらえたらなーと思います。
正直、私の就活はコロナがギリギリ始まる前の滑り込みセーフラッキー就職だったので、今では状況も何もかも変わってしまっているとは思います。が、踏むステップとして基本は変わらないんじゃないかな。
ということで、一回目の今回は、就活当時の私のスペックと実際の就職活動について綴ります。
*ちなみに写真は、映画館が入っているビル内駐車場。駐車場で大爆走していいんか(笑)
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<就活時の私のスペック>
私立大学英文学科
インターン経験無し、サークル、ボランティア活動もなし。
バイト:4年間ホテルレストラン、1年間弱ゲストハウス受付、アイルランドでのベビーシッター
留学経験 : セブ語学留学1ヶ月、アイルランド1年間
就活ギリギリ前にとったIELTS6.5
<就活に対する当時の私の心境>
海外就職を目指す時、何個か選択肢があると思います。
例えば、
海外インターンを初めて、そのままその企業の就職を狙う
日本で日系企業に入り何年か後の駐在を狙う
就職活動当時の私の心境は、
”もう絶対来年には海外にいく。一刻でも早く日本から出る!!”
という無鉄砲ヤロウだったので、2個目は眼中になしでした。
あと人生何があるかわかんないので、日本にいる間に、海外に行きたい欲も失せるのもありえるなと思ったので、行きたいうちに行きたかった。
新卒、海外就職の情報が圧倒的に少ない中、海外インターン情報は結構ネットでヒットしました。
海外インターン派遣の企業とか、インターンからそのまま就職した人とか、情報が得やすくて、私も”来年は海外インターンにいくかなあ( ◠‿◠ )”、とのんびり考え始めました。
が、そんなのんきのノンちゃんだった私に、
お前、一体いつまで親に金払わせるつもりやねん、そんな金出すわけ無いやろと母の一喝。
インターンの道は完全に閉ざされました。(当たり前すぎる)
残るは海外現地採用一本!!!となり、情報収集に励みます。
<ネット検索で浮かび上がる海外就職Agency>
海外就職で検索しているうちに、浮かび上がってきたのが、海外就職エージェントの名前。国内でいうとDODAやリクルートとか。
当たり前なんだけど、海外で働くためにはその国のリクルート情報を知らないといけない。
LinkedinやFacebookを使って、職を探すのも手だけど、働いた経験のない新卒には厳しいプラットフォームだと思います。もちろん自分でも試したけど、箸にも棒にもひっかからなかった。
そこで出てくるのが海外就職エージェント。
流れでいうと、まずエージェントに自分の情報を登録して、オンライン面談を行う。
履歴書を提出し、担当者が自分のスペックと希望にあった募集情報を随時教えてくれます。
私はもうありとあらゆるエージェントの方々にお世話になりました。
すごいスケジュールがこみこみのときは、1日に3エージェントの方と面談とか。
国によってエージェントはたくさんあるから、私みたいに、国を決めずにどこでもいいからとりあえず就職をしたいって人は、超たくさんのエージェンシーに登録することになると思います。
あ、ちなみに登録費用は無料です。お金を払っているのは募集をかけている企業のほう。
<就活タイムライン>
4回生 2019年
3月 周りの同級生の就活が始まる、私は海外インターンについて調べ始める
4月〜7月 インターンの道閉ざされ、海外就職について調べ始める
8月 1回目の人材派遣会社との海外就職相談
>海外就活は日本の就活とは異なり、転職のようなもので、募集があればすぐに面接を受け渡航になるため、年明けぐらいから探し始めてオッケーと言われて安心、バイトとIELTSの勉強に集中
9月〜11月 この頃、来年私はまじでプー太郎なんじゃないかと焦ってくる。海外就職に有利なんじゃないかと思い、Google Digital Certificationなどオンラインの資格を取ろうとする(全くいりません)
12月〜1月 なぜかインドネシアに絞り就活を始める
インドネシアのエージェントに登録、カウンセリングを受け、一社面接。日系企業。しかし、進歩が遅くて、違うエージェントにも登録し始める。
GJJという海外就職デスクを発見する。エージェントではなく、海外就職支援?のような企業。GJJ無料カウンセリングを受けた際に、自分がなぜインドネシアに絞って就活していたのかわけわからなくなり国を絞らずに就活を始める(ベトナム、カンボジア、インド、シンガポール、インドネシア)
*この無料カウンセリングはまじでおすすめ
ありとあらゆる国の人材紹介会社と面談、書類を送り始める
2月〜3月 書類が受かり始め、面接開始
ほぼ毎日のように面談と面接 (全てオンライン)
3月 前半 内定が出始める、現在の会社から内定
4月後半 日本から働き始める
こんな感じのタイムラインでした。
まず海外就職と国内就職で大きく違うのは、就活を始める時期。
国内就活だと3月になってよーいどん!で始まるけど、海外では、“新卒枠”というのがないから、募集があるのは企業次第。
なので、新卒海外就職の場合、卒業間近、年明けくらいからの就職活動になります。
つまり3月〜1月まで周りのみんなは就職が決まっていくのに、自分だけ決まってない!というかなんもしてない!の状態が結構続きます。
私はその時期にIELTSに取り組んでいました。インターンするのとかは大アリだとおもいます。
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と長々と書きまくりましたが、こんなかんじで現在に至ります。
次はわたしの就活内で感じた海外就活のコツをかけたらな~と思います。
ではでは。